Tolac挑戦!VBAC成功!
入院翌日。
朝5:50には起床し、身支度を整え、6:15には分娩待機室へ移動。
この時点で子宮口、、、まさかの1cm!!
昨日と変わらなかった!!
NSTを付けたり、諸々点滴の準備しながら、7:00にはオキシトシンの点滴が始まりました。
開始は12ml/h。
子宮口にバルーンを入れた日よりもっと強い痛みがあり、それがたまにある程度で、ほとんど症状に変化はなし。
分娩待機室に入ると産まれるまで携帯使えないと言われたので、する事なく、読書してました。
8時頃、点滴を24ml/hに増量。
その30分くらいに主治医の先生が診察に来ました。
内診して、子宮口が3cmには開いていて、子宮頸管の展退度(柔らかさや長さ)は50%程度と言われました!
そして、先生が、これからする処置で分娩の40%は決まると言い、なにやら処置をしているとあっ破水した!と。
破水はたまたま?らしいですが、この何かの処置であっという間に、どんどんお産が進みました。
痛みがどんどん加速。
私の場合?下腹部痛の生理痛みたいな痛みがどんどん強度を増していって、身の置き所のない状態に。
呼吸法で誤魔化すけど、感覚としては3〜5分毎くらいに強い痛みが襲ってくる。
肛門押しましょうかって言われたけど、肛門関係なく、あくまでも私は恥骨上部でした。
そしてNSTで陣痛を示す数値はずっと10台だったのが、30前後へ。
ただ強くなっても60〜80台がある程度。陣痛波形もしっかりとした山ではない。
もっと本格的な痛みは90〜100程度であり、助産師さんも皆、お腹全体や肛門痛のようになってくると言うので、本格的なものではないと思いました。
しかし9時頃、この下腹部が握り潰されるような痛みに耐えきれず、私は麻酔をお願いしました。
バースプランの中にも陣痛を味わいたいから、麻酔はギリギリまで待ちたいと言っていたのに、まさかの早期離脱でした。笑
これには助産師さんもスタッフ同士で情報共有してる中で、思ったよりも早く麻酔開始しましたと申し送っていました。笑
でもこの痛みに何十時間も耐えるのかと思うと、決断無理!でした。笑
麻酔してもらってからは、痛みはほぼ感じず。張りは感じるでしょ?と言われるけど、何もなし。お股がごにょごにょしてるか?程度。
眠気と痒みが強くなり、うとうとして過ごしていました。
何度か先生や助産師さんが内診して、
10:30頃、先生が「今日で決着をつけましょう」と言いました。
そして陣痛計が規則的な波に変わって来たので、11時くらいだったかな?点滴を12ml/hに落としました。
12時頃、先生より分娩室に移動しましょうと言われました。
全く何も症状に変化がなさすぎて、そんなに進んでるの?とびっくりしました。
12:30に分娩室に移動し、麻酔の先生から痛み感じたいんだよね?減らす?と聞いてくれたので、減らしたいですって言いました。
持続的に投与する麻酔を切り、NSTの陣痛の数値が上がっていく時の痛みを徐々に感じ始めました。
分娩台に上がってから、まだ少しかかりそうだねと主治医の先生は言い、去っていきました。
13:30頃にはもう陣痛の数値は100MAXで私もひたすら深呼吸して耐えました。でも陣痛の合間は話ができるし、うとうとしてたくらい。
ただこの時も痛いのはあくまでも下腹部痛でした。肛門が押される感じは全然感じなかったです。なぜでしょう。
助産師さんもあともう息めれば、産まれそうだから、先生来たら、息みましょうと言いました。
でもなかなか先生来ず、、、
どんどん痛みは増すばかり。
1.2分感覚で痛みが治らないまま次の陣痛が襲ってくるかんじになって来て、声が思わず漏れてしまうような痛さになってきました。
先生はいつ来るのーーー!!って思い、14:30くらいに麻酔追加をお願いしました。笑
麻酔科の先生が間に合うかなーって言いながら、追加してくれると、主治医の先生到着。
お産にしましょうと言い、お産体制へ。
息むこと1回で14:42にスルんと生まれました!
最後の陣痛は麻酔が間に合ったみたいで、ゆっくり陣痛が起こってきて、そこまで痛みは強くなく、産まれる瞬間をしっかり見ることができました。
危惧していた合併症もなく、元気に泣いて産まれてくれて、本当に本当に良かったと思いました。
娘にもそして、医療スタッフの方々に本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
Tolac挑戦!入院当日
入院当日。
13時に入院して、諸検査や説明を受け、無事に部屋で少しゆっくり。
17時頃に医師により内診等受け、子宮口1cmの開きを確認して、ミニメトロという子宮口を広げる風船を入れました。
そこから、徐々にお腹の張りが出て来て、今までの普通の生理痛のような痛みから、もっと強めの痛みが出てきました。
でもご飯は全力摂取!シャワーもちょっと辛かったけど、行けました。
消灯までには治ると言われていましたが、どうも消灯までには治らず、不規則に痛みが出ている状況でした。
消灯後も不規則な痛みを呼吸しながら耐えました。
でも深夜2時頃からウトウトし出し、眠れました。
明日の7時から誘発分娩予定ですが、子宮口は果たして、、、
Tolac挑戦!入院前日
入院前日、外来にて検診を行いました。
子宮頸管は4.9cmで大きな変化はありませんでしたが、柔らかくなってきたとのことでした。
これなら誘発をかけても効く可能性が出て来ているとのこと。
予定日での誘発なので、もう待たないとなり、翌日入院決定です。
やってみないとわからないことですが、正直2日間かかる可能性があると。
2日目の午前中でお産にならなければ帝王切開と言われました。
胎児の位置も先週と大きく変わってなさそうでした。
助産師さんはそんなもんですよって言ってくれたけど、、、
38週からお産の進み具合がゆっくりなので、正直私も帝王切開になるんではないかと想像しながら、荷造りをしました。
緊急性なく、落ち着いた状況下で帝王切開の決断に至りたいな。
病院から帰宅後、息子としばらくは会えないので、ゆっくり時間を過ごそうと思いましたが、荷造りや、疲れ、腰痛もあり、息子の要望に答えてあげられないまま、就寝時間となりました。
そこでゆっくり携帯をいじっていると、tolac失敗談で怖い記事を見てしまい、それまで緊張してなかったのに、一気に緊張が走りました。
絶対到達目標は私も赤ちゃんも無事に何事もなく、出産を終えることです。
出産方法は二の次です。
お産を無事に終わらせ、できたら、1日目で下から順調に産まれてくることを望みます!!
Tolacで計画無痛誘発分娩予定
tolacの情報は少ないので、今回私の経験をシェアさせてもらいたいと思います。
tolacは計画分娩か自然分娩か、どちらが安全かの結論は出ていません。
誘発分娩をすると自然分娩に比べて、子宮破裂のリスクが上昇します。なので、誘発分娩はせずに自然分娩に任せるという考えの施設も多くあります。
今回私の病院ではどちらでも良いと言われました。
誘発分娩と自然分娩どちらが良いでしょうか?
(素人に選択するのはなかなかハードですが、、、笑)
誘発分娩は、オキシトシンと呼ばれる分娩誘発剤を使用しますが、この薬剤は調整しやすく、管理下では安全にお産を進めることができる薬剤です。
そのため、今回の私の病院は、計画的にお産を進めて行き、人手のある日中にお産できた方がより安全であるという考えを持っています。
さらに無痛分娩もできると、病院に言われました。自然分娩だと痛みでお産が進みにくくなる場合があるためです。
また無痛分娩をしても、子宮破裂で生じる痛みはより激しい痛みになるため、判別も可能とのことです。
ただ無痛分娩だと息むことが上手にできなくなることもあり、吸引分娩等の介入はほぼ全てで行うことになります。
このように施設規模やその施設の方々の方針によって考えは異なりますが、私は今回、39週での計画無痛分娩の方向にしました。
ただtolac下での分娩誘発の方法は限られています。
お産を進めていく上で、陣痛に加え、大事なのが、子宮頸管熟化です。
いわゆる子宮口が何cm開いたとかよく言われるものです。
子宮頸管熟化を促進させる方法や薬剤はあるのですが、tolac下では使用がかなり限定されます。
私は約39週時点で、子宮口も0.5cm程度、頸管長も5cm程度で硬さもあり、熟化できていませんでした。
週数が進むにつれ、子宮頸管長は短くなりますが、私の子宮頸管は長く、張りも少なく、胎児も降りて来ておらず、まだまだお産になりそうにありませんでした。
オキシトシンは陣痛のみを促進するため、子宮頸管熟化は自然に任せる必要があり、1週間予定を伸ばすことになりました。
予定日当日での分娩誘発の計画に変更!!
ここからは私が自ら調べたことで、医師から説明を聞いたわけではありませんが、
私のように一度も経膣分娩をしていないと、初産婦と同じ経過を辿ることが多いそうです。
もし一度でも経膣分娩したことある人は経産婦さんと同じで、陣痛促進することで、一気に子宮頸管が熟化する可能性があるため、39週で分娩誘発しても成功する可能性は大いにあったんだろうなと思います。
初産婦さんだと陣痛がきても、子宮頸管熟化が進まないとお産が長くなる傾向があるそうです。なので、先程の私の状態でオキシトシンの分娩誘発をしかけても、お産が進まない可能性が十分あります。
医師には2日間誘発してもお産に繋がらなければ、帝王切開と言われています。
1週間待っていますが、お腹の張りが少し出て来た程度、お腹の位置も大して変わりありません😭
子宮頸管熟化にはお腹の張りが必要みたいで、動くようにはしていますが、変わらず。😂
お産前の兆候を友人に聞くと、今の私の症状とはかけ離れている気がします。笑
赤ちゃん、そろそろ私の身体から出てくる時間だよ!!頑張ろうね!!
まもなく出産!Tolacに挑戦!
こんにちは。現在3歳の息子を育て、2人目妊娠中のマリリンです。
2人目はまもなく出産予定日を迎えます。
今回2人目はtolacというものに挑戦します!
1人目が逆子だったため、帝王切開で産みました。
その時、1回限りの人生で、女性として、陣痛を経験したことがない、経膣でのお産を経験したことがないというのは寂しさが残りました。
1度きりの人生のラストチャンス!
経膣分娩、陣痛を味わってみたい!
1人目の出産前から、帝王切開後に経膣で産むことはできないかと調べ、tolac(トーラック)に出会いました。
自宅から高速使って車で30分の大学病院がtolac受け入れしてくれているので、その門を叩きました!
tolacを受け入れてくれる病院は大きな病院の中でもさらに限られています。
幸い私は首都圏住まいで、近くにあったので、よかった!
もちろんtolacにはリスクがあります。
帝王切開後に経膣分娩をすると、最大の合併症、子宮破裂になるリスクが普通の分娩より何倍も上がります。大体tolacによる子宮破裂のリスクは1〜2%です。
子宮破裂は母体ももちろんそうですが、何より胎児に急激な影響を及ぼします。
私は総合病院、中規模病院で看護師をしていました。同じ事ではありませんが、大きな手術に臨んで、亡くなったケースは何件かみています。
1〜2%という数字は自分には起こらないという数字ではないことはわかっています。
そして、子宮破裂の兆候は胎児心拍でのみ把握が可能とのことで、胎児心拍が急激に落ちた瞬間、超緊急帝王切開です。予測も難しいことです。
母体の痛みだけでは把握が困難らしいのです。
そしてそれは胎児が娩出される直前に起きることが多いそうです。
だからこそ大学病院等、高度救命施設の整った病院で分娩を行う必要があります。
賛否両論のあるtolacだと思いますが、世界では多くの人が挑戦し、70〜80%程度の成功率になっているそうです。日本でも多くの人が挑戦し、成功しています。
また帝王切開を重ねるよりも、VBAC(tolac成功)には大きなメリットが沢山あります。
帝王切開を重ねることもまた様々なリスクを伴うのです。
このように様々な視点から、今回やはりtolacに挑戦すると決めました。
胎児も私自身も絶対安全にお産を終了しなくてはなりません。
対処して頂くのは、病院なので、病院には挑戦させてもらえるだけで、本当に感謝です。
ママの身体から元気に出て来てくれた時、頑張ったねって、沢山ぎゅっとさせてね😍
元気な赤ちゃんを産んで、自分の胸に抱く日を心待ちにしています。
さぁ!まもなくだ!